幾何学的錯視
geometrical visual illusion
幾何学的錯視とは、視覚的な刺激が、ある特定の条件下において提示された場合、実際の物理的条件とは異なって知覚されること、です。簡単に言うと“目の錯覚”と言われるものですね。
錯視は知覚の誤りではなく、誰にも同様に、知識があっても生じてしまう、といったものが多いようです。
明るさ、色、大きさ、長さ、方向等、多くあり、発見者の名前で呼ばれます。
・反転図形 reversible figure
⇒ルビンの壺:黒と白の図と地を反転させると違うものが見えるイラスト?ですね
・多義図形 ambiguous figure
⇒妻とその母:これも焦点を変えてみると、違う絵が浮かび上がってきます。
・主観的輪郭 subjective contour (①)
⇒これは物理的には存在しない輪郭線が、周囲の刺激布置によって知覚される現象です。
カニッツァのなんとか、みたいな名前がついていたと思います。①です。
・三次元知覚と密接に関連する錯視 (②)
⇒ミュラーリヤー錯視、ポッケンドルフ錯視、ポンゾ錯視等があります。②です。
以上で幾何学的錯視については終わりです。
錯視に関しては、そればかりを載せているサイトがあるので、自身で調べてみてください。面白いですよ。