オピニオンリーダー
opinion leader
Katz & Lazarsfeld
今回の用語はそこまで重要ではありません。心理学から少し離れた用語かもしれません。
オピニオンリーダーとは、Katz & Lazarsfeldらによって提唱された、コミュニケーション二段の流れという仮説の中で登場する役割の一つです。
この用語を説明する前に、まずは軽く「コミュニケーション二段の流れ」仮説について説明します。
コミュニケーション二段の流れとは、情報の流れについて、マスメディア⇒オピニオンリーダー⇒その他大勢の人々、の流れで広がる、とする仮説です。
もう少し細かく説明します。
世論などを形成する流れとして、マスメディアなどの情報を一方的に流す立場⇒オピニオンリーダーと呼ばれるマスメディアなどの情報を受け取り周囲の人に広める立場⇒あまり積極的に情報収集を行わない人たち、とこの流れで情報が流れ、のちに世論が形成されていく、としています。もとはアメリカのとある州の選挙からこの仮説が定式化されたともいわれますが、そこは知らなくてもいいと思います。
それでは本題に戻ります。
この仮説でも出てきたように、オピニオンリーダーとは、マスコミの影響を一般大衆に広める役割を果たす立場の人間のことです。この役割の人が世論形成により強い影響を与えているとされています。
今回は以上です。お疲れ様でした。